コインというより美術品!大判の歴史的価値

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日本のアンティークコイン

日本を代表するアンティークコインといえば、黄金色の輝きが美しい大判小判が挙げられます。

小判というのは実際に貨幣として流通し買い物など商取引に使用されていたコインですが、大判は少々事情が異なります。

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一般通貨として流通していた小判とは異なり、大判は象徴的・儀礼的な要素が強いコインです。今でいうと記念硬貨に近い性質を持っており、殿様からの恩賞や報奨、神社や仏閣に寄進する時などに主に使用されてきた特殊な貨幣です。

そのため数が非常に少なく、一枚一枚にいわれがあるのが特徴です。表に墨書きがしてあるのが一般的であり、墨書きが消えてしまうと大判の価値は激減してしまいます。由緒がはっきりしていて墨書きが残っているほど歴史的価値が高く、評価額も高まります。

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大判が裸のまま保存されていることはあまりなく、大抵は専用の箱に収められて保管されています。箱書きの有無や誰が箱書きを書いたのかによっても価値は変わりますから、通常のコインとは違い骨董品としての性質が強いコインといえるでしょう。

コインというより美術品!大判の歴史的価値
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